歯を削る成分が含まれる

柔らかい子供の歯
これまでは、適当に歯磨き粉を出して使っていた人が多いと思います。
しかし適量を超えて使用すると、歯を傷つける恐れがあるので控えてください。
なぜなら、歯磨き粉には研磨剤が含まれているからです。
子供用の歯磨き粉にも含まれていますが、大人用の歯磨き粉に比べて量が少なく、柔らかい子供の歯でもむやみに傷つけることはありません。
これも、家族で歯磨き粉を使い分けるべきだと言われる理由です。
研磨剤の影響で歯の表面が削れると、虫歯を発症しやすくなります。
また歯が脆くなるデメリットもあるので、歯磨き粉を使いすぎないでください。
研磨剤は歯に付着した汚れを落とすために欠かせない成分ですが、使いすぎるとリスクがあると覚えておきましょう。
1センチほどが適量
年齢を問わず、1回の歯磨きで使う歯磨き粉の適量は1センチから2センチです。
それ以上に使うと歯の表面が削れるので、適量を守ってください。
たくさん使っても、汚れを落とす効果は同じです。
むしろ歯磨き粉を消耗するスピードが速くなるだけなので、メリットがありません。
適量を覚えて、毎回そのぐらいを使うと歯磨き粉の効果を発揮できます。
さらに歯磨きの前に歯ブラシを濡らす人がいますが、すると水の力で歯磨き粉がすぐに泡立ちます。
その結果歯を磨いた気持ちになり、中途半端な状態で歯磨きを終わらせがちなので気を付けましょう。
そのため、歯ブラシを濡らさないまま使うのがベストです。
自力で歯磨き粉を泡立たせて、汚れを落としてください。